台東区立根岸小学校「図工」

2014年7月8日(火)に東京都台東区立根岸小学校の5年生の「図工」の授業としてビスケットをつかったプログラミングの授業がおこなわれました。1学年全クラス(1組〜3組まで)を2時間ずつの時間割でおこないました。

当日の様子

根岸小学校はJR山手線鴬谷駅から徒歩1分くらいのところにあります。当日はコンピュータ室を使わせていただき、授業を実施しました。

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▲画面を大きく表示するため、プロジェクタは生徒用のパソコンがあるスペースに置きました。OSはウィンドウズ7で、ブラウザはインターネットエクスプローラーを使用しました。(IEのバージョンまでは控えておりません。すいません。)

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▲学校にペンタブはなく、みんなマウスで作品を製作しました。この写真はそれぞれのコンピュータで作品をつくっているときの写真です。

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▲新しいことを教えるときはスクリーンの前に集まってもらいます。高学年児童だと移動を面倒と思いがちですが、コンピュータの前にいるとどうしても今までならっていたことで作品作りを続けてしまうため、一度席を離れて集まってもらいます。

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▲全クラス同じ内容の授業をおこないました。前半にビスケットランド・テーマ「うみ」をおこない、その中でビスケットでの基本的なプログラミングの仕方を習得してもらいます。後半には作品の中にインタラクションを取り入れてゲームづくりをおこないました。前半のビスケットランド授業は根岸小学校の図工の先生に担当していただき、後半のゲーム授業はデジタルポケットがおこないました。

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▲ビスケットランドでつくられていた作品です。下の作品紹介のコーナーで全員でつくった作品は紹介されていますが、一人一人はこういった作品をつくっていました。「うみ」がテーマだけあって、海の中の様々な生物を描いて、動かしてくれています。海藻なんかもちゃんと描いてくれてますね。そして、それぞれの生き物の表情がとてもかわいいです。

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▲これもテーマは「うみ」です。よっぽど乗り物が好きなのだと感じ取れます。海にいるもの、と限定するのではなくて、海にいたらおもしろいもの、という視点でみると、こういった乗り物も夢があります。一つの絵を続けて配置して電車らしさをだしたり、工夫しているところがわかります。

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▲後半はゲームづくりにはいります。ゲームづくりは、あらかじめ用意した絵をつかって、「火がついてないロケットが、ボタンを押すことで、火がついたロケットにかわる」「火がついたロケットはとんでいく」「UFOが横にとんでいる」「ロケットとUFOがぶつかったら爆発する」この4つのプログラミングの仕方だけをみんなで勉強し、その後は自由制作をします。この生徒は新しい敵をつくったり、自分なりに爆発をアレンジしたりしています。

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▲先に描いた、4つのプログラミングができるとこの写真のようになります。UFOとロケットがぶつかったら爆発の絵がいっぱい表示されて「大爆発になる」というプログラムにちょっとアレンジしてあります。

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▲自由制作でこんな魚釣りゲームをつくってくれている生徒がいました。このゲームでは動いている釣り竿と動いている魚が重なったときに①ボタンを押すと魚が釣れるプログラミムがつくられています。背景の色も海っぽくアレンジされてますし、魚の色、竿の色と調和がとれているのがおもしろいです。UFOとロケットのゲームからこんなアレンジにいくのはすごいですね!

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▲左上から「竿が下に動く」、左下が「魚と竿がぶつかったときに①が押されたら、魚がつられた絵になる」、右上が「魚が上に動く」、右下が「つられた魚は下に動く」という命令です。

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▲授業の最後ではみんなに席をたって他の児童の作品で遊んでもらいました。教えられたことをつかって、他の児童がどんな作品をつくっているかを見ると、「こんなアイデアがあったのか」「あんなアイデアがあったのか」と、その日に教えられたことを客観的にみることができます。また、自分の作品が友達に褒められるととても嬉しいですよね。

最後はメール1通が2通になる、というのを繰り返すとどうなるのか、をビスケット上でメガネをつかってデモンストレーションをし、指数関数的な増え方の怖さを解説しました。こういったプログラミングは授業の中で何人もの生徒が使っているのですが、使い方によっては大変なことになりますね。

作られた作品

(※閲覧にはflashplayerが必要です。)

5年1組


大きな画面でみるにはこちら
ひとつひとつの作品はこちら

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5年2組


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5年3組


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ゲームづくり

左側に表示されるサムネイル画像から遊びたい作品を選ぶことができます。
上部のメニューの中にある「あそぶ」ボタンをクリックすると全画面で遊ぶことができます。
その場合は、画面の任意の場所をクリックすると上下左右1,2キーでゲームを操作することができます。

5年1組

こちらから作品が見れます。

5年2組

こちらから作品が見れます。

5年3組

こちらから作品が見れます。

児童の感想(抜粋)

・きょう、はじめてこういうことを学びました。パソコンでは、こんな楽しいことができるんだと思いました。これも、パソコンでは命令してふつうにやっていることだけど、すごいと思いました。
・今日はプログラミングについて学びました。楽しい面もありますが、逆にこわい面もあるんだなと知りました。もしプログラミングをするときは、相手にどんな気持ちを与えるか考えてつくりたいと思います。
・この授業で僕はパソコンが好きになりました。前まで僕はローマ字をうてなくて好きではありませんでした。今回の授業を受けて、僕はゲームを作る側の楽しさと、パソコンの楽しさを学びました。続きを家でもつくりたいです。
・今日これをやっておもしろかったです。またやりたいです。いまこんなこともできるんだなと思った。
・今日1番楽しかったのは、最後にゲームを作ったことです。自分オリジナルのゲームを作れたのでよかったです。みんなが作ったものもどれもオリジナルで、またやりたいなと思いました。

など

授業の詳細

授業のタイムスケジュール

00:00 自己紹介
00:05 ビスケットの基本的なプログラミングをレクチャー
00:10 レクチャーを受けた範囲で自由制作(テーマ「うみ」)
00:15 さらに新しいプログラミングの技をレクチャー
00:20 レクチャーを受けた範囲で自由制作再開
00:35 発表会
00:40 前半の授業のまとめ〜休憩
00:45 「ロケットとUFOがぶつかったら」のプログラミングをレクチャー
01:00 レクチャーを受けた範囲で自由制作
01:20 遊び合い
01:25 後半のワークショップのまとめ
01:30 終了

実施

日時:2014年7月8日(日) 各2時間授業
参加者人数:各30〜35名
参加者学年:5年生
場所:小平市立小平第十三小学校 パソコン室
講師:教員1名+デジタルポケット2名
内容:図工授業