謎の飛行物体

第四回目は、2012年6月21日(木)に早稲田大学で行われた授業で作られた作品の中からご紹介します。だから今回の作品の作者は大学生です。

こちらをクリックすると大きい画面でみることができます。
画面をクリックしてからスペースキーで最初からアニメーションを見直すことができます。

UFOが左から飛んできて、ビームで人を引き上げて連れて行きます。これはどういうシチュエーションなんでしょうか。宇宙に帰っていく未来人?それとも、宇宙人に拉致される人間?しかも舞台はピラミッドです。作品の世界観の不思議さもさることながら、UFOが画面中央で止まってビームを出し、人間を引き上げる作業が完了したらまた飛行を開始する、という動きも不思議ですね。どうやってプログラムしているのでしょうか。作成画面はこちらにです。

スクリーンショット 2012-06-27 11.22.53.png

メガネを見易く並べると下記のようになります。

スクリーンショット 2012-06-27 11.23.15.png

メガネは5つ使われています。左上から1つずつ解説をしていくと①「UFOは左から右に移動するよ」というメガネ、②「ビームは下に移動するよ」というメガネ、③「UFOからビームがでるよ」というメガネ、下の段にうつって④「ビームの下の部分に人間があったら、人間はビームの上部分に移動するよ」というメガネ、最後に⑤「人間とUFOが重なったら、重なったまま右に移動するよ」というメガネです。ここで注目するのは「UFOからビームがでるよ」というメガネです。

スクリーンショット 2012-06-27 11.30.17.png

実はこのメガネをよく見ると右側のUFOと左側のUFOが違うのがわかります。そして、左側のメガネに薄ーい灰色の部品が入っているのがわかります。つまり、見えないくらい薄い部品を配置しておいて、それにUFOがぶつかると、違うUFOになって光線を出しているんですね。2つの工夫がされているのがわかります。見えないくらい薄い部品をトリガーにする工夫。また、1つのキャラクターにいろいろな命令をするために、このように似たような絵を作成することによって1つのキャラクター(実際は機能によって複数の絵が作成されている)に複数の機能をもたせる工夫。
1時間半の授業でよくビスケットの特徴を理解された作品だと思いました。